お顔のたるみ、しわの原因

皮膚は加齢や紫外線の刺激により肌の張りに必要なコラーゲンやエラスチンを十分に生成できなくなることで徐々にたるみ、弾力が失われます。その結果フェイスラインのもたつきや二重あごが気になる、体重は変わらないのに顔が大きくなった気がする。といった現象が起こります。そして、皮膚がたるむことでしわの原因になってしまいます。
では、皮膚のたるみはなぜ起きるのでしょう?
顔には、スマス筋膜という皮膚の奥の方にある顔の土台になる部分があります。
そのスマス筋膜が衰えることで、皮下組織や皮膚をうまく支えられなくなり、たるみが起こります。
また、コラーゲンやエラスチンといったお肌の弾力の元になる組織も20代半ば〜30代くらいから減少していきます。そうして皮膚をうまく支えられなくなり、たるんだ肌が歪みを起こすことでほうれい線やマリオネットラインといったしわを引き起こす原因となります。

※画像はイメージです。
医療HIFUの仕組み
HIFU(ハイフ)とは、高密度焦点式超音波「High Intensity Ultrasound」の略です。その言葉の通り、約65〜75℃の超音波の熱を一点に集中して照射することでたるみの原因となるスマス筋膜や真皮層、皮下組織など狙った組織に熱ダメージを与えます。
ダメージを受けてできた傷が治癒する過程でコラーゲンやエラスチンが生成され、皮膚にハリや弾力をもたらし、小じわの改善にも効果があります。また、HIFU(ハイフ)は狙った組織のみにダメージを与え、その他の組織にはダメージを与えないため安全性に配慮した施術です。

エステサロンでもHIFU(ハイフ)の施術を受けることができますが、医療ハイフは医師監修の元、国家資格を持った看護師が施術するため照射できる超音波の出力が違います。エステハイフは値段が安いというメリットがありますが、医療ハイフと比較すると低い出力での照射しか行えないため、施術回数や得られる効果が違ってきます。少ない施術回数でしっかりとした効果を得たい方には医療ハイフがオススメです。

医療HIFUの機器には様々な種類があり、クリニックによって採用している機器は違います。機器による主な違いは、お顔やお体の気になる箇所の皮膚に当てるカートリッジという部分の種類による点です。カートリッジを使い分けることによって、皮膚の真皮層、脂肪層、お肌の土台となるSMAS筋層など深さの違った部位に超音波の熱を照射することができます。
LIGHT CLINIC(ライトクリニック)ではULTRAFORMER IIIという最新のHIFU機器を導入しています。
この機器の特徴は、お顔の引き締め(タイトニング)やリフトアップだけでなく、3種類のカートリッジを使い分けることで脂肪組織にアプローチしたり、目元のような皮膚の薄い部位にもアプローチしたりできる点です。脂肪組織への照射は、お顔のみではなくお体へも行うことができます。そのため運動や食事改善でのダイエットでは難しい部分痩せが可能です。カートリッジ別の特徴をみてみましょう。